2019金融タイムス9月25日号
2019/9/25号
将来を予測した「引当」が可能に
−検査マニュアル廃止後の検査・監督方針
 金融庁は、「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方(案)」を、9月10日公表した。大きな変化ポイントは「引当」。画一的な対応から、個々の金融機関の経営理念や特性に応じた引当を認める。過去の実積率に止まらず、足元や将来予測に基づいた早めの引当も可能となる。金融機関はあらかじめ引当金を積んだ上で、企業再生や創業支援等に当たることができ、債務者区分下落後でも融資がしやすくなる効果がある。また、将来に備えたより適切な信用リスク管理ができることになる。



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