2015/3/15号
「中小企業に景気実感なし」
−年度末金融の円滑化意見交換会で
 大臣ら政府関係者と民間金融団体による「年度末金融の円滑化に関する意見交換会」が、3月2日、東京・霞が関の中央合同庁舎で行われた。日本経済はマクロでは「ゆるやかな回復」と言われるが、各地域金融団体は地銀〜信組まで、「中小企業に景気実感なし」とし、先行き警戒感を示した。大前全信協会長(城北信金理事長)は、「小規模ほど先行き見通しが厳しい。業績回復を実感することなく後退局面に移らないか」とし、政府に今後も地域経済の状況を正確に把握し、適切な施策を実施するよう要望した。高木経産副大臣は「条件変更申込はここ半年で50万件超と高水準。経営改善が進まないまま条件変更を繰り返しているところが少なくない」とし、民間金融機関に金融支援に止まらず、経営支援に一層積極的に取り組むよう要請。麻生金融・財務大臣は、年度末の中小企業の資金繰りと共に、担保至上主義でなく、事業の内容を見ての資金供給や、地元企業のマッチングによる新産業の機会創出を求めた。

●「小規模ほど厳しい」
●「円安、消費増税が中小企業に悪影響」
●迅速、適切な経済施策、預金保険料率低減を要望ー大前全信協会長
●「地方創生」へ向け新・成長産業支援を


被災地の未来を考える
わがまち基金 東北5信金とシンポ
 東日本大震災から約4年。被災地では未だに復興作業が続き、避難者と仮設住宅居住者数は計23万人に上る。2013年12月から被災地企業やNPOへの融資支援事業「わがまち基金」プロジェクトを行っている日本財団は、連携する東北沿岸部5信金と、「東北復興のカギを握る地域金融機関と被災地の未来を考える」と題するシンポジウムを、3月3日、東京・赤坂の日本財団ビルで開き、被災地の現状と今後の課題を探った。


「産官学金」連携探る
−関東財務局 地域密着型金融シンポ開く


冬彩る「かってこ雪花火」
−八幡信金荘白川支店が協力


朝日信金 本部ビルを新築
−豊島町支店併設


城北信金 清門町支店オープン


川口信金 鴻巣に新支店誕生


朝日信金 中小支援でセミナー


東信協総会 「互いの連携重要」


東京東信金 わいわいツアー(年金)実施


城南信金 生田支店を新築


瀧野川信金「経営相談」を研修


東京東信金 振り込め詐欺防止でロープレ


今だから話そう26
−元大蔵官僚の早すぎる死
合併信金の経営に気苦労
急逝した土手理事長に惜別































                                       
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