- 2009/3/25号
- 貸金業崩壊
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今年2月、旧商工ファンド(SFCG)が、3380億円という巨額の負債を抱え破綻した。強引な取り立てで悪名″bゥった貸金業者で、一頃は儲けに儲けて、大島会長の娘の結婚式が億円単位の豪華なもので話題を呼んだものである。ついこの間まで時代を謳歌していた同社が破綻した原因は、昨秋からの金融危機で外資系金融機関からの資金が急減したことと、「過払い金」の返還負担と言われる。昨年だけで同社の過払い金返還額は100億円以上に上り、急速に経営の首を絞めていた。消費者金融大手4社も、「過払い金」の亡霊に襲われている。業界では、2008年の大手4社の過払い金返還額が2900億円超と言われ、第三4半期は減益、赤字の嵐。武富士は今年3月期決算が2641億円の巨額赤字になる予想で、役員報酬も1−3割カットすると発表した。貸金業界の断末魔の叫びが聞こえてきた。
●天国から地獄へ
●貸金業者を破滅に追い込む「過払い金」返還
●グレーゾーン金利全廃で壊滅的打撃
●業者数、2年前の半分に激減
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- 調査開始以来最悪の「下降」超幅
- −21年1─3月期 関財管内法人企業景気予測・BSI
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- ネット犯罪の被害額が増加傾向に
- −金融庁集計 20年4〜12月
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