2008/3/5号
産学官金連携で地域活性化に貢献!
−米澤信金・岩間会長、種村理事長に聞く

 東北地区では今年から来年にかけて、山形、青森、岩手の各県で信用金庫・異業種間の合併が実施される。全国的にはやや一段落したかにみえた合併が加速しているのは、これらの合併により経営基盤の強化をはかり、質の高い金融サービスをめざしていくことが狙いである。そこでビジネスマッチングのフェア開催や、地元米沢・置賜地区で産学官金連携による地域再生を強力に進め、地域活性化に懸命に貢献している東北地区信用金庫協会会長で米澤信金会長の岩間弘一会長と米澤信金理事長の種村信次理事長に、率直に最近の状況を聞いた。

〇シャッター店舗再生に注力
〇東北は合併元年に
〇健全経営に努める


SSC 74万件の振込不能に
―システム障害 原因は依然ナゾ
 また、信金業界。また、NTTデータ――。一昨年十二月、しんきん共同システム運営機構での個信センターへの個人情報誤登録三百十三万件、昨年一月、東京共同センターでの十万件超のATM現金振込成立二百六十四件。そしてこの二月二十五日、今度はSSCの管理運用下で、信金から他業態金融機関への振込等、七十四万件の取引ができなくなる事態が発生した。いずれのシステム障害も大きな実害は今のところ出ていないが、信金業界では平成二十二年から、九割の信金が加盟する全国七信金共同事務センターのハード統合という「大事業」が控えているだけに、全国信金からはベンダー及び運用管理関係者にミスのない設計と安全な運用、早い障害連絡を求める声が高まっている。

◎プログラムのバグで当日のデータが過去の日付に
◎30年以上安定稼働のシステムがなぜ突然トラブル?


全信協総会 信金制度堅持へ
―地域活性化運動の強化図る
○「協同組織金融」で決意表明



東信協総会 守れ 協同組織金融
−中小零細企業に最大限の支援を



信金中金 一層の機能発揮を
―新本店完成を披露
 信金中金(理事長・中平幸典氏)は、昨年十月に東京・八重洲に新本店が完成し十二月から本店窓口業務を始めたが、二月二十日、全国信金の理事長らにこの披露を行った。


さわやか信金 日向会長の言行録
―『とことん現場主義』が市販



世田谷信金 新市場求めて








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