2006/2/25号
相次ぐ東証のシステムトラブル
―急速な機械化に認識の遅れが
 昨年十一月のシステムダウン、十二月のジェイコム株誤発注によるみずほ証券巨額損失、今年一月からはライブドア事件突発で取引活況によりシステムがアップアップ――。立て続けのシステム不安≠ナ世界の東証≠ェ今、大きく揺らいでいる。信金業界ではSSCが中心となり次期システムを構築しようとしたがCIO(最高情報責任者)の不在でグリップを握れず、開発現場の新興コンサルティング会社やベンダーの混乱で結局途中で頓挫、百十億円の開発費をドブに捨てたが、東証にも類似した「失敗の構図」が見られる。信金業界でこの二月二十三日に次期シス構想を衣替えし共同システム運営機構が設立された今、東証のシステム問題を取り上げ、反面教師としてもらいたい。

●最近の3件のシステム障害の原因は
●CIO(最高情報責任者)存在せず
●東証のシステム問題は今に始まったことではない−−プライムシステム問題
●ITゼネコンに発注しても、作るのは子請け、孫請け


「日本の危機」テーマに
−日本専門新聞協会 新春講演会開く


共同システム運営機構旗上げ
―構想から6年、忍耐と努力実る
 共同システム運営機構の社員総会が、2月23日に東京・京橋の信金会館で開かれた。


大阪市信金が日本フィランソロピー協会から特別賞受賞
−地域経済の発展に貢献



大阪信金、理事長ら役員陣交代


全信協、全信中協、イメージキャラクターを一新へ


偽造・盗難カード対策−IC化、信金は16%


世田谷信金 地域文化財を守れ


八幡信金 職員が千代・一豊に


帯広信金 新図書館に1000万円寄付


小松川信金 消費税納付資金融資を開始


大阪共同センター、理事長交代


信金中金人事異動


山口 勇氏逝去





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