2004/8/30号
キメ細やかなサービスこそ信金の強み!
−“優等生信金”の川崎信金、八木理事長に聞く
 規模(預金量一兆四千四百億)、内容(業務純益約八十億円、自己資本比率一四・五九%、特別積立金全国二位の一〇九〇億円)共に優れ、堅実な地域密着姿勢で地元からの支持も高い、言わば“優等生信金”である川崎信金。柳川元理事長、寺尾前理事長の後を受け、今総代会でトップに就任した八木晉郎理事長に、同金庫の経営方針などを聞いた。

☆無担保融資、順調に伸びる
☆川崎にはまだまだ開拓の余地あり
☆今後も、狭域高密度の姿勢で
☆顧客数、100万突破―かわしんの長年の夢であった――
☆「柳川、寺尾路線、忠実に堅持するのが私の仕事」
☆「誠実、謙虚、勤勉」を旨にお客様の「裏方」に徹して



大阪信金溝口理事長、叙勲「感謝の集い」開く
―人柄に、多方面から多数参集
 大阪信金・溝口理事長は、その人柄に心を寄せた総代、取引先をはじめ、役職員さらには業界の絶大な支持を得て、平成三年に大阪信金の理事長に就任した。
 その直後、東洋信金の本店を引き受けたのを皮切りに、三和信金を合併。平成十四年には大阪第一、相互の全店舗譲渡を引き受け、大阪だけでなく信用金庫業界の信用秩序維持に大きな役割を果たしてきた。
 今秋、南大阪信金を合併するが、自金庫の経営は、合併等を引き受けながら健全経営に徹し、余力ある経営を行ってきている。
 業界では年金基金理事長として、難関だった基金存続のため改革を進めた。
 文化面でも、地元天王寺動物公園に動物の彫像や授乳室の寄付を、また伝統芸能である文楽の後援なども行ってきた。
 八月九日に大阪市内のホテルで開かれた叙勲「感謝の集い」には、こうした溝口理事長の人柄を慕って、各方面から大勢の人が参集した。



信金総代会特集
〇尼崎信金、業純138億円―“阪神タイガース定期”大好評
〇大阪信金、融資124億円増
〇かんら信金、経常利益3割増
〇経常、当期とも利益大幅増―長野信金
〇松本信金、新理事長に安藤専務
〇当期純利益、15億円に―甲府信金


三浦藤沢信金、遊行寺薪能に1500人
 【横須賀】三浦藤沢信金(理事長・小川善久氏)では、第十九回「遊行寺薪能」を、八月二十四日午後四時二十分より行った。
 一三二五年頃に一遍上人が開いたとされる遊行寺の境内で、かがり火を灯しながら行われる薪能は、幽玄な雰囲気に満ち、藤沢マダム≠迺n元顧客に絶大な人気を誇っている。入場券配布の日には各店舗前に列ができ、瞬時にして券がはけ、舞台当日は午前中から観客が並ぶ。この日は千五百人もの観客が集まった。
 同金庫自身は「後援」と謳っているが、出演者との打ち合わせ、実行委員会の開催、協賛先への挨拶、ポスター、チラシ、プログラム、入場券の作成、チケット配布、会場での誘導や整理、後片付けに至るまで行っており、同金庫の協力なしにこの催しは成り立たないと言われる。
 この陰ながらの長年の尽力が評価され、同金庫は今年の第七回信用金庫社会貢献賞「Face to Face賞」に選ばれた。



多摩の4金庫リレバン協調相次ぐ



青梅信金、「連合店舗制」で効率化
 青梅信金では、五月に森田理事が抜擢され理事長に就いたが、早速、新理事長の下、大幅な人事機構改革を実施した。






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