2004/7/20号
勝ち組、負け組、明暗くっきり
−MTFGとUFJ統合へ−−
〇片や意気軒昂、片や意気消沈…宿命的な記者会見
〇UFJ、追い詰められて窮地統合≠ヨ
〇二行統合による「補完」効果を強調
〇勝ち組「三菱」側にも経営課題はある


「絶対に負けられない」−三菱VS三井住友、積年のライバル闘争
弱肉強食、サバンナの食い合いに
〇「三菱」行内には勝ち組余裕の反応
〇UFJ信託は三井住友にとってバーゲンセールの買物だったが−−
〇「おっとり型」と言われるが実は競争意識の強いMTFG
〇「絶対に負けられない」−現場で闘争心燃やすMTFGと三井住友
〇サバンナの弱肉強食≠フ世界
〇三菱、三井住友の戦いは続く

 …七月、急転直下、UFJ信託は、三井住友陣営の手から、三菱東京陣営に転がり込んだ。
「信託業界では一番弱かった日本信託をまずうちが食い、次に傾いた中央信託を三井信託が拾い、三番目にUFJ信託をまたうちが食った−−。
 順当に、弱いもの順に食われていったわけですよ」。
 MTFG関係者は、サラリと解説する。
 関係者らにとっては、あたかもサバンナの弱肉強食世界=B
 弱ったUFJを、三井住友ライオンとMTFGライオンがつけ狙い、はしっこい三井住友ライオンがくわえたかと思ったら、おっとりMTFGライオンが突然ダッシュしてまんまと持ち去った−−というところだろうか。…(本文より)



「銀行は規模より収益力だ」
−西川三井住友頭取、一くさり



信金総代会特集
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