2002/9/5号
信金年金、解散の瀬戸際に!
 数年前から「運営危機」が取り沙汰されてきた信金年金基金。いよいよ「解散」の瀬戸際まで来た。
 信金年金は、現在、年四・〇%の運用利回りを上げることが前提となっているが、ここ数年、低利回りが続き、特に平成十二年度の運用利回りは▲八・八二%、十三年度も▲四・〇一%と、二年連続、運用利回りがマイナスという惨憺たる状況に陥った。
 この結果、十三年度で史上最悪の▲二七二七億円もの積立不足に陥ったのである。
 今から四年前の平成十年に約一千億円の積立不足が表面化し、大騒ぎとなったが、この時の実に三倍近くの規模。
「昭和四十二年から四十二年かけて営々と積み立ててきた掛け金が、たった一年で全部吹き飛んだ計算」という凄まじい事態だと言う。

●プロの運用者いない?日本
●株価半値の大暴落に打つ手なし!
●厚生労働省の後手後手対策
●「ハイブリッド方式」を導入へ
●401kや、取引先中小企業よりはるかにマシ
●現役と事業主だけ負担は不公平
●OB、現役に世代間対立が!

一部売りのお知らせ9月5日号(信金年金問題)
一部売りのお知らせ





「筋を通す信念の人だった」
−追悼・茂木 勇会長(西京)
○「鮮やかな引き際だった…」−摂津・大木会長談
○「哀切に絶えない…」−本紙社長・編集主幹、大塚一雄


「短くも、充実した人生だった」
−鹿沼相互・福田理事長(52)逝去
 

関信協野球大会
−高崎が十度目の優勝、銚子が準優勝



 




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